一人暮らしの高齢者の方が増えているのが地域の現状です。自治会でも日々見守りや声掛け等安否確認は行っていますが、生活の困りごとや認知症に関することで個人情報やどこまで関わったらいいのかという思いもあるため、専門機関として地域包括支援センターが介護のことや生活のことで関わってくれています。
認知症の進行により近隣トラブルになった方について、地域での対応も難しく、家族の関わりも薄いなか、地域包括支援センターが医療機関との連携や介護保険に関する手続きなど対応してくれたことがよかったです。
高齢者の方が増えているなか、地域だけで対応していくのは大変というのが正直なところです。また、閉じこもりがちな方や周囲との交流がない方に対して、一歩踏み出す場があればと思いますので、そのようなことにも取り組んでもらえたらと思います。
地域で生活している高齢者の方から「最期はここで迎えるんや」という声も少なくありません。高齢者の方に住み慣れた地域でこれからも過ごしてもらうために、地域包括支援センターとも協同して取組みを進めていきたいと思います。